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天地真理『明日へのメロディー』1972

明日へのメロディー

72年末は当時女性アイドル界で人気を二分していた小柳ルミ子さんとメインライターを交換し、平尾昌晃さんから提供を受けた「ふたりの日曜日」をリリース(小柳さんは翌年2月に森田公一提供「春のおとずれ」を発売)、これも約45万枚の大ヒットに。『真理ちゃんとデイト』をはじめ冠番組も次々と放送され年末レコ大では大衆賞を受賞、オリアルの本作もオリコン1位を獲得しています。
天地真理さんの全盛期はデビューから74年頃ですが、その間でアルバム題と収録シングル題が別なのは本作だけ。前作からたった三ヶ月でリリースされたアルバムですが、粗製濫造感の強い全盛期作品の中ではこのアルバムが最もしっかり作られているのでは?収録曲は冬のナンバーで統一され、ジャケット写りも他と比べ格段に良いです。楽曲も粒揃いで、「明るい表通り」「恋の散歩道」「真冬のデイト」「オレンジ色の旅」と冬の息づかいが伝わる平和で軽快なポップスが並ぶ一方、ファン人気が高い名バラード「夏を忘れた海」や「家に帰ろう」といったセンチメンタルな楽曲を時々挟む構成で、メインターゲットの子どもにも聴きやすいし、かつ真理さんの音楽的側面を高めようという意識を感じます。本作を足掛かりにアルバムの作り方を見直せていれば…。

おすすめ度   ★★★☆
※ 2006年発売のオリジナルアルバムCD-BOXの中でCD化 ( Sony Music Shop 【発売元】 / Amazon )
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