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ほげろぐ。

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Archive2018年11月 1/3

稲垣潤一『NO STORINGS』1985

前作『Personally』が、初期の路線からの脱却をはかったアルバムだとしたら、このアルバムからしばらくはだいぶ新しい方向性が定まってきて勢いがついてきた感じ。筒美さん、木戸さん、林哲司さん等安心の面子に安井かずみ×加藤和彦夫妻、元ガロのトミーなんかが新しく参加しています。このアルバムは、「Jの彼女」「The Rule of Love」といったアップナンバーで始まり、「Mr.Blue」「愛は腕の中で」といったロッカバラードやメロ...

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本田美奈子『M'シンドローム』1985

秋元康さんがほとんどを作詞、筒美京平さんが半数以上を作曲したファーストアルバム。ファーストなのにデビュー曲を収録していない・10曲に満たない全9曲と、アイドルというよりアーティスティックな作りになっています。まず最初に触れておきたいのは、本田美奈子さんは次作以降歌唱に癖がつくため素直な歌声が聴けるアイドル時代唯一のアルバムということ。声質の良さ、歌唱力の高さがストレートに出ていて、その点でまず高ポイ...

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H2O『Wait a second』1982

アニメ『みゆき』でのブレイク前夜、「想い出がいっぱい」の前のシングル「Good Vibration」収録のセカンド。全曲のアレンジを元モップス星勝さんが担当しています。このアルバムは、とにかくバランスが絶妙。テンション高めのシングル曲をオープニングにし、ニューミュージックな音像の曲中心に4ビートの「Passing Rain」や「Lonely」「Chandelier」等シティポップな曲をうまいタイミングで配置。そしてA面ラストには寺尾聰風の「...

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辻沢杏子『杏子…ストーリー』1984

もともとは女優としてデビューし、19歳のときに出演したドラマ『翔んだライバル』で注目されたそうですが、なぜかその三年後に、22歳でアイドルデビュー。ビジュアル的には普通にアイドル・ルックで、賞レースにも積極的に参加していたため、歌謡歌手ではなくアイドル歌手のスタンスだったんだと思いますが、楽曲は全体的にアダルトな雰囲気。デビュー曲「サヨナラMr.…」から中山大三郎作詞(!!)のマイナー歌謡でポップという感じで...

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高橋真梨子『Sunny Afternoon』1980

2枚目のシングル「夢ゆらり」は今やシングルベストにも入らないくらいの黒歴史的扱いを受ける不発曲でしたが、3枚目の尾崎亜美作品「ハート&ハード~時には強く時には優しく~」が車CMタイアップとなりプチヒットとなりました。本作は80年代に突入しリリースした二枚目、佐藤健さん、尾崎亜美さん、来生たかおさん、林哲司さん等ニューミュージック系ライターを起用するも路線としては前作とそう変わらず歌謡バラード色が強めで収...

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沢田研二『TOKIO』1979

ここで路線変更、加瀬邦彦プロデュース。制作陣も大幅にチェンジし、ビジュアルイメージも奇抜に。アレンジは後藤次利さんが全曲を担当、ロックに寄ったサウンドとなりました。やはりテクノをいち早く取り入れたタイトル・チューン「TOKIO」が鮮烈。当然のように本アルバム発売後の80年1月1日にシングルカット、パラシュートを背負うパフォーマンスで80年代の幕開けを飾りました。またスペーシーな「ミュータント」や能天気ロック...

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森尾由美『You & Me』1983

この火曜日に、森尾さんはじめ83年組アイドル7名による「お神セブン」のコンサートがあったようです。「由美」と「ユーアンドミー」を引っかけたダジャレタイトルのファーストアルバム。作家は古田義昭さんや漫画家・楠みちはるさん等マンガ・アニメ系中心に発注しています。最初のオープニング・タイトルトラックが「こんにちは!森尾由美です(中略)うちのパパとママも元気でキリンも元気」とかいう変なメッセージ付きでまずギョ...

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やしきたかじん『プロフィール』1981

キング時代ラストのアルバム。今作はなんと豪華にも、全曲、トップアレンジャー萩田光雄さんが編曲を手掛けています。作曲はたかじんさん本人で、作詞には篠塚真由美さんや稲葉喜美子さんが参加。特に稲葉さんは、この翌年にシンガーソングライターとしてデビューするので貴重です。このアルバムは、A面とB面でテイストを異にしている感じ。A面はというと、前半はボサノバ歌謡にラテン歌謡と続きますが、A面後半のバラード「さよな...

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早見優『SHADOWS OF THE KNIGHT』1986

ピチカートファイブ、横山輝一さん、村田和人さん、斎藤誠さん、シャネルズの二人(鈴木&田代)、ブレバタ幸矢夫妻、立花ハジメさん(!)…とシンガーソングライターから提供を受けたアルバム。新進アーティスト中心の発注で、キョンキョンの『HIPPIES』に似たコンセプト。基本的にはロック路線ですが、そこからの変革を準備し始めた時期です。スカの「キッスは殺しのサイン」やエレクトロファンクアレンジの佐野元春カバー「彼女はデリ...

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種市弦『冬の調べ』1994

佐藤博によるサウンド・プロデュース、またアレンジも佐藤さんがすべて手掛けたデビューアルバム。このとき種市弦さんはまだ若干二十歳ですが、作詞作曲すべて本人によるもの。楽曲はいずれもその若さには見合わないソウル色強めのメロディアスな本格的シティ・ポップ。佐藤博さんのアレンジの良さも勿論ですが種市さんのメロディセンスが際立っていて、いずれも耳に残る良曲ばかり。この本格的な曲に対し、歌詞は良い意味で若さい...

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