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ほげろぐ。

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Archive2018年08月 1/3

井上陽水『陽水II センチメンタル』1972

そもそも初期の三部作(本作と『断絶』『氷の世界』)が"センチメンタル三部作"と言っていいぐらいだと思いますが、タイトルで銘打っているだけあって感傷度はこれが一番。半分ほど陽水さん自身がアレンジを手掛けているせいか(?)、音自体もフォーク色強め、全作品の中で最もと言っていいと思います。感傷的で屈折したアイロニカルな部分は変わらないんですが、出口がないような窮屈さすらあった前作ほど暗さを感じないのは、ボブデ...

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田村英里子『Behind the Heart』1990

全オリアル中最高売上で人気ピーク時にリリースしたアルバム。ファースト、セカンドは割と80年代アイドルという雰囲気でしたが、平松愛理さんを起用することで、ここでちょっとガールポップに移行しつつある感じ。このアルバムは、オープニングとエンディングに「LAGOON」というインスト曲を配置したコンセプティブなもの。収録シングルは「Domino」に「リバーシブル」という田村さんのシングルの中でも指折りの名曲、前作に入って...

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杏里『Heaven Beach』1981

ヨーロピアンだった前作から一転、アメリカ、というかAOR路線に。夏=杏里、というイメージを決定付けたアルバム、と言われることが多いようですが、ここで方向性が大きく変わりました。次作以降、角松敏生さんが大きく関わった三部作を発表したり「Cat's Eye」でヒットを飛ばす等、杏里さんの第一次黄金期が到来しますが、今作はその序章という感じ。やはり一番大きなポイントは、角松敏生さんとの出会いだと思います。全10曲中3...

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太田裕美『まごころ』1975

元々スクールメイツのオーディションを受けナベプロの東京音楽学院入り。『ステージ101』に出演したり、ライブハウスで弾き語りしたり、キャンディーズの一員でデビューするという話が出たり(?)下積みを重ねながら74年11月にデビュー。デビュー曲「雨だれ」はいきなり20万弱のヒットを記録し1年後の75年にレコ大新人賞&歌謡大賞新人賞を獲得しています。本作は1st、2曲の自作自演曲を除き松本隆作詞&筒美京平作曲、全編曲萩田光雄...

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斉藤とも子『たけくらべ』1980

アルバムB面の声優の富山敬さんがナレーションを担当した組曲「たけくらべ」(原作:樋口一葉)をメインとしたアルバム。A面は組曲とは与しない、シングル「青春プラスアルファ」を含むオリジナル楽曲5曲です。このアルバムは、着物を着たジャケットやアルバムタイトルからも明らかですが、B面の組曲が完全にメインでA面はオマケ。A面に関しては、珍しい大塚博堂さん提供曲が二曲ある、というぐらいで基本は青春歌謡、女優さんとして...

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石川優子『Cinderella Summer』1981

デビューして約3年経過した81年3月にベストアルバムをリリースし、ポプコン色を引きずっていた"初期石川優子"に一区切り、同時リリースのシングル「シンデレラ・サマー」がJALキャンペーンソングに起用され約36万枚の大ヒット、ブレイクを果たしました。ブレイク中リリースの本作は、それまでのアルバムとは雰囲気が変わり、戸塚修さん、井上鑑さん、鈴木茂さんの編曲により80'sキラキラサウンドへと一気に洗練され、健康的かつ開...

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舟木一夫『花もよう』1976

「花」をテーマにしたコンセプトアルバム。収録曲すべてのタイトルに何かしらの花の名前が含まれています。アルバム用の新曲、過去シングルのセルフカバー(「あゝりんどうの花咲けど」「さんざしの花咲けば」「野菊」)もありますが、半分はカバー曲。舟木さんの歌声はなんとなくナイーヴな感性があるので、このコンセプトは割と合ってます。基本的には歌謡曲カバー(「忘れな草をあなたに」「くちなしの花」)で、その中では西田佐知...

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Wink『Moonlight Serenade』1988

本日NHKにて一夜限りの再結成です!半分が60~70'sアメリカン・ヒット・ポップスのカバー、もう半分がオリジナル曲という構成のファースト。アレンジに鷺巣詩郎さんや大谷和夫さんが入っていたり、木戸やすひろさんや見岳章さんが曲を提供しています。「水の中の妖精」的ジャケットに、「マイアミ午前五時」みたいなオープニング「渚物語」イントロ、そして"夏"というコンセプト、松田聖子『ユートピア』と少し被りますが、先発のB...

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山口百恵『15歳のテーマ ひと夏の経験』1974

2ndシングル「青い果実」で早熟性を強調した"青い性"路線でブレイクして深化させていきましたが、5枚目のシングル「ひと夏の経験」が40万枚超の大ヒット。この曲で年末の紅白歌合戦に出場&74年レコ大大衆賞&歌謡大賞放送音楽を受賞。ここで人気は更に上昇し、以降引退まで出すシングルすべてオリコンTOP10入りのトップアイドルになっていきます。本作はその「ひと夏の経験」をフィーチャーした、"青い性"路線集大成と言うべきサマ...

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黛ジュン『或る日のジュン』1969

A PORTRAIT OF JUN MAYUZMI、このタイトルに、のどかに牧場を走るジャケット写真なので、『めぐみの休日』(麻丘めぐみ)的な、スターの私生活を題材にしたコンセプト・アルバムか…と思いきや、既発シングル4枚計8曲を収録、オリジナル新曲が4曲というハーフベスト的なアルバム。何しろこの年三枚目のオリアル(この時代には異例では?)、やむを得ないですが洋楽カバーなしですべてオリジナル曲という点では初。ノリに乗っていた68年...

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